駆除捕獲器

きんぎょ先生が写真+文章を送ってくださいました。

掃除機のパイプを差し込む側は、箱内の一方に木枠を作り、金
網を張り、さらにタマネギネットを張って、ハチが掃除機に吸
い込まれないようにしてあります。
もう一方は、サクションパイプ(20cmくらい)にタマネギ
ネットを輪ゴムで留め、箱の内側からサクションパイプを箱の
外に突き出し、これに洗濯機の排水パイプをつなぎハチを吸引
します。
箱内のタマネギネットは立体的に空間を作るため、植木鉢スタ
ンド(100円ショップで調達)を入れてあります。
吸引が済んだら、タマネギネットは底の上にして吊して搬送し
ます。
あとは、箱に移すだけ・・・。

こちらは、新発明の捕獲器で、洋箱と組み合わせて使います^^

① 箱は持ち運びしやすいように、幅30以内とした。
② 最初から巣礎を入れて置いてハチは巣礎に這い上がらせる
が、吸引したときハチが巣枠にぶつからないように、巣礎枠の
下方に7cmの空間を設けた。

---ヨウバチ用の巣箱の高さ + 6cmの空間 ---

此の箱は、大きさが手頃なので、営巣群の巣板を切り取って巣
枠に貼り付けた後、元巣の直近にしばらく放置し、ハチが入っ
てから移動するのにも都合がいい。
箱の正面に2つの穴があるが、
向かって右は掃除機の吸引パイプを差し込み、箱内の空気を吸
い取る。
向かって左の穴には、洗濯機の排水パイプの先端を差し込む。
この排水パイプは軽くて自在に曲がるので扱いやすい。
一方の末端はラッパ状に広がったゴムの口になっているので、
2本目をつなぐのに都合がいい。同じ形状のものなら何本でも
つなげる。
2つの穴は、一方掃除機をつなぎ、もう一方はハチを吸い込む
が、掃除機をつなぐ方の穴の箱内は、金網が張ってあり、ハチ
が掃除機に吸い込まれないようにしてある。
穴にはそれぞれ蓋ができるようにしてある。
ハチを吸い込む方の穴は、吸引作業終了後はパイプを外しその
まま巣門にする。
掃除機をつなぐ方の穴は、こちらにハチが紛れ込まないように
蓋をふさいでおく。

ちなみに、巣箱はホース以外の場所から空気が出入りしないようにガムテープで密封すると風力が無駄にならずにすむと思います