巣落ち防止棒

これは、重箱巣箱に限っての事です、他の種の巣箱に付けても構いませんが・・・

重箱だと、どうしても巣が長くなる…?逆ですね、巣を長くするために重箱にすると振動、熱射、貯蜜や巣そのものの重さ等で巣落ちします、と言うわけで、巣落ち防止棒を20cmおきに最低2本、3mm以上15mm程度の棒(竹串、細い角材、ステンレス棒、アクリル棒等)を入れてください、入れ方はいろいろありますが、二(三)の字、十文字、×印、井の字等があります、何れも丈夫で、巣枠に固定されてるようにしてください、また、二の字は巣板対して直角に入れてください。

…普通は巣枠製作時点で入れるんですが「忘れた!!」や「角胴待ち桶を重箱にしたい!!」等で巣が出来てから入れるという事情があります、そんな時は慎重に桐で穴を開けて棒を静かに通してください。巣を刺さないように・・・二(三)の字に入れる時は巣板の向きを確認しないと無意味になります。

棒を入れなかったり、棒をしっかり固定しないと、右の写真のようになってしまいます。この群は、女王蜂がつぶれてしまったか、衝撃で蜂が一斉に飛び出したときに迷子になったかで無王になり消滅してしまいました。