分蜂群が来るときは2種類ある
分蜂したとき
分蜂するとまずは近くの木などに集合します。
その後、新しい営巣場所を探して一斉に飛び立ちます。
つまり、これを放っておくとどこかに飛んで行ってしまう可能性が高いわけですね。
そのどこかが自宅ならよいのですが・・・😅
森のほうにいってしまったときは、来年分蜂して帰ってきてくれることを祈りましょう。
新しい営巣場所を見つけたとき
新しい営巣場所にめがけて一斉に飛んできます。
もう営巣場所が決まっているので放っといても大丈夫です。
キンリョウヘンがあるときは分蜂していきなりキンリョウヘンに集合することもありますが、近くに空の巣箱があれば放っといて大丈夫です。
分蜂群を収容しよう
さてここでは分蜂群が家の木に飛んできたり、自宅の巣箱から分蜂して木にとまったりしたときのことを書いていきます。
今回は自宅の飼育群が分蜂しましたので、それを公開します😎
午前9時に分蜂し、近くの松の木の高いとこに蜂球ができました。
脚立をかけて虫取り網が届く距離まで巣箱をもって登っていきます。
脚立から落ちないように注意しましょう。
虫取り網でできるだけ1度ですくって巣箱の中に上から流し込みます。
ここで女王蜂も一緒に入っていれば、残りの蜂たちも巣箱の中に入って行きます。
今回はものぐさで手ですくって巣箱の中に放り込みました。
分蜂群は素手でさわっても刺しませんが、誤って指に間に挟んでしまうと刺されるので注意してください。
すべての蜂が巣箱の中に入るまで蜂球ができたとこの近くにおいておきます。
最初のうちは巣箱の横の面にばらけていますが、時間の経過とともに1つにまとまってきます。
下からみた写真です。
取り込んだその日の夜、9時間後の下から見た写真です。
無事、まとまってきました。
ちなみに女王がいないとばらけたままだったり、2つに分裂したりします。
取り込んだら2日以内、できればその日の夜に設置したい場所に巣箱を移動しましょう。
移動した後は逃げないようにしばらく安静にしておきます。
今回はベランダに巣箱を設置してみました。