巣箱の管理

内検
「内検は内見であり意味がない」らしいです。
逃去される可能性があるんでしょうね。
最下段に扉を作って鏡で覗く等の、蜂を巣板から追い払わない程度なら大丈夫です。
可動巣枠式巣箱なら内検がしやすいようです。

掃除
春~秋には巣箱の底に巣粕が落ち、放置すると巣虫がたくさん湧いてしまいます。
月に1回程度、底板を外して落とす、吸い取る、掃くなどして掃除してください。

湿気
流蜜期(春~秋)や梅雨時は巣箱内に湿気が溜まります。
流蜜期の湿気については蜂たちはジュース位の濃度の蜜を花から吸ってきてそれを巣の中に貯めて羽を震わせる等して水分を蒸発させ糖度70°以上の蜂蜜にします。よって、巣箱の中にはその時の水蒸気が湿気となって溜まり蒸れます。ひどい時は巣箱の中が水びだしになってしまいます。そうすると、逃去、カビが生える等の原因となりとても良くありません。湿気対策は巣箱の天蓋を金網付きに変える、晴れてる日は1日、観察窓のような扉を開けておく等で解消されます。
>>湿気対策

巣落ち
夏の暑さに負けて巣が落ちると蜂がパニックになり逃去されます。
>>巣落ち防止棒日除け、風除け

給餌
冬の貯蜜切れに備えて必要に応じて給餌をしてください。
>>給餌

冬越し
冬は蜂の機嫌が悪いようです、そっとしておいて掃除も控えましょう。
冬は寒いので藁等で巣箱を包む等して保温対策をしましょう。
あまり暖かくしすぎるとはちが活動し始めてしまいます。
巣箱の中は35℃くらいで外側から触っても温かいんだって。
>>越冬対策